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2012年 地方で、生きていくわたし [わたしの履歴書]

新しい年になりました。
いろんなことのあった昨年を振り返るよりは、これからの日々を丁寧に過ごしたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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初詣、おみくじは「大吉」でした。
が、調子に乗るな、とも…。

高校を卒業して、上京し、当時人気のあった損保に就職して、年に9ヶ月なんていうボーナスをもらっていた20代前半。自分がどういう中年になるかなんて想像もできませんでした。

それなりのタイミングで家族を作っていたら、役割を持ちながら成熟して段階を経て、年寄りになっていったでしょう。
ぼわわーんと「母の娘」という存在で年齢を重ねていくと、ある日突然老いるような気がします。

そして、帰ってきた故郷、地方都市は、どんどん高齢化が進み、経済は破綻し、いったい10年後はどういう人口構成になっているのだろうとリアルに考えるのが恐ろしいような状況です。

この冬も、前の冬と同様更に厳しい寒さです。
防水のちゃんとした靴を買おうと思い調べてみたら、イオンモールのABCマートにホーキンスの手ごろなスノーブーツを見つけました。年が明けたら買いに行こうと思いつつ、連日の猛吹雪でクルマを出すのを躊躇い、結局楽天市場のABCマートでポチしてしまいました。



地方にお金を落とすこと、を心していかないと、と思っていても便利さに負けます。
わたし一人が思っても、たいしたことないかなとも思います。

今年は縁あって、別の地域での地域おこしのような仕事のお手伝いをすることになりました。
わたしが住んでいるのは県庁所在地ですが、その地域は、さらにJRで一時間以上移動したところです。
そこで家族を持って生活している人の危機感が、ムーブメントを起こそうとしています。

これからは、大きな一部上場の企業を目指すだけではない生き方が求められていくだろうな。
どうコンパクトにグループを構成し、複数のグループが緩く連携していくか。
その辺を模索しながら過ごしていこうと思います。

猛吹雪の中、さすがにJRも遅れます。
緻密で遅れのないJRというのは、都市部の話なのかも。
普通列車に乗って仕事に出向くという初めての経験が、実はとても楽しい。
まだ、若干のストレスを抱えつつですが、新たな一年になりそうです。
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Duffy がやってきた [わたしの履歴書]

中学の同期会が今年の夏にあった。
それに向けて、ソネットSNSを立ち上げ、地元から離れた人たちにも情報交換の場を作って運営していました。

同期会に出席できなかったけど、SNSを通じてみんなと再会できた、とトモダチがディズニーリゾート土産を送ってくれた。

なかなか入手できないらしい。
ミッキーが旅に出る時、ミニーが作ってお守り代わりに渡したクマの人形「Duffy」。
DSCN0428.JPG
表情も可愛いし、足の裏の肉球がミッキーの形になっている。
DSCN0429.JPG

頑張って、ディズニーシーに行けるようトレードしよー!
おー!

円安の波で、なかなか利益の上げられなかった10月前半もやっと一息。
10/16の利食い: + 69,613円

ここからの円売りは、怖いなあ。
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Because I'm a girl 途上国の女の子に笑顔を! [わたしの履歴書]

わたしは、数年前、プラン ジャパン(旧フォスタープラン)に登録し、最初はベトナムに娘を持った。
これは「里親」ではなく、ここが肝心、わたしの寄付がその子の住んでいる地域の特定のプロジェクトに使われ、その子もプランに賛同して、支援者とのコミュニケーションをとるという仕組みになっている。

寄付したら、その団体の人件費や広告宣伝費に使われたり、そのお金がどういう風に使われ、毎年どこまで改善されているか、不透明なのはあんまり好みではない。また、特定の個人をスポンサーするというのも、性に合わない。

ので、現在は、最初の支援国であるベトナムの女の子が18歳になり、支援対象の年齢を過ぎたので、次は二人目であるセネガルの男の子を支援している。

昨日は、地域で有志が作ったプランの会の会合があって出かけました。
そこで知ったのが「途上国の女の子に笑顔を!キャンペーン Because I'm a girl」です。

資料から引用します。

>貧しい国に女の子として生まれるということ
> - 過酷な人生の始まり
>途上国では、教育、食事などのあらゆる場面で、
>女の子には男の子と同じだけのチャンスが与えられていません。
>また、暴力の対象となったり、古い慣習に縛られたり。

実際、女の子に機会が与えられるとどうなるのかというと。

>ケニアでのエピソード
>女性が男性と同じ教育を受け、農作業における決定権をもったある地域では、
>収穫高が22%も向上したという報告があります。

>母親の教育水準が高いほど
>子どもの死亡率が下がり、
>小学校の女児入学率の高い国ほどGDPも高いという報告があります。

とのこと。

是非、関心のある方はアクセスしてみてください。
プラン・ジャパン
これはアフィリエイトなど全く無関係です。

ついでみたいだけど、
ドル円はショートポジってます。
日本株は、どうなるんでしょうねえ?
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Ya Ya あのときを忘れない~♪ [わたしの履歴書]

昨夜、20時半ころ携帯に電話があって、先日ちょっと取材のお願いをしていた新聞社(地方紙)勤務の中学の同級生から「あんたに会いたいっていう人が4-5人いるから、今から出て来い」と強引なお誘いがあった。

昨日は、とにかく寒くて雹だか霰だか降るくらいで、9月だというのにストーブをつけましたよ。
そんな夜に出て行く?
勘弁してくれ、と思ったけどわたしに会いたいなんて物好きもこれを逃したら絶滅するかもしれないので、バス時間を見たらないのでクルマを出して繁華街へ。代替わりしちゃったけど昔よく知っていたお店に行きました。

あーあーあー。
小学校の同級生、同期生が二人。
中学の同期生が、五人。

無理しても行ってよかった。
いや、これからの地元暮らしが楽しくなるね。

二次会は、ヒトリ離脱したもののみんなで出かけ、カラオケ歌いまくり。
中学の卒業式の謝恩会でサイモンとガーファンクルを歌った二人組のヒトリがいたので、「あんたたちの歌ったボクサーが忘れられない。」と言ったら、そこにいたダイちゃん(仮名)とこれなら二人でハモれるといって「サウンド・オブ・サイレンス」を歌ってくれた。

一気に時間が逆流する感じでした。

ダイちゃんが、いつもカラオケで劇団四季を歌うのが恒例のようで、これが、本人が歌いたいっつーだけなんだけど、みんな聞いてあげてよ、という優しさで微笑ましかった。

なので、わたしもミュージカル練習しとくよ(爆)。

ダイちゃんは、相変わらずダイちゃんで、みんなでしょーがねーなーと対応してるのがほんっと笑えた。
久しぶりで、楽しい飲み会してきました。
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サイモンとガーファンクル [わたしの履歴書]

何度か、外為どっとコムのチャートの画面に進んで、自分なりに何かをしたいのだが、暑くて何もできましぇーん。どうすれば、歩値がエクセルに貼り付けできるか昨日聞いてきたのに、やる気が出ません。

なので、涼みながら図書館へ行った。
何かCDないかなーと。
あれば、ビートルズがいいんだけどなー。

で、借りてきたのが
「The Essencial / Simon & Garfunkul 」二枚組のベスト盤。

エッセンシャル・サイモン&ガーファンクル

エッセンシャル・サイモン&ガーファンクル

  • アーティスト: サイモン&ガーファンクル
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2003/11/27
  • メディア: CD

あの柴門ふみさんがペンネームにした「ポール・サイモン」は左の方です。
これ知っているだろうなあと思っても、意外と知られていないことってあるんだよねー。
先日も杏里の「オリビアを聴きながら」の「オリビア」が、オリビア・ニュートンジョンじゃなくてオリビア・ハッセーだと関根勤さんが思っていたってTVでやっていたし。って関係ないか。

中学生になって英語を習うと、洋楽が急に身近になり、解りやすく発音してくれて、口語や俗語をあまり使っていない曲を探したりしていた。知っている単語なんてたかがしれているのに。

親しみやすいのは、ロックよりフォークだったかもしれない。
ちょうど「卒業」という映画に使われていた曲もあったし。
「スカボロ・フェア」なんて覚えたてのリコーダーでも吹ける曲であったし。

中学の卒業式の後に、謝恩会のようなものがあって、ステージでJくんとOくんが、サイモンとガーファンクルの「The Boxer」をハモったのを覚えている。この曲は、歌の間に銃声のような効果音が入るのだが、体育館中の生徒がそこでパシーンと手を打つのだ。ライララ…ぱしーん…ライラララララ…みたいな。

Jくんはその後T大に行って、数年前聞いた話だとゲイツに愛称で「J:じぇい」と呼ばれているらしい。

思い出は美しいざんす。
わたしの感性のピークは、中学だったかもしれない(笑)。
高校以降どんどん鈍化していったような気がしている。

ちなみにCDは、もう一枚借りてきた。
ポップの女王「ダイアナ・ロス」のベスト盤である。キャメロン・ディアスのCMに使われている曲なんて入っていた。

今、 PCのi Tune で「I am a rock」や「明日に架ける橋」を流している。
なんだか暑いけど、センチメンタルな夏の日曜日だ。


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バブルのおさらい [わたしの履歴書]

グッドウィルの折口会長を見て、マハラジャだったか、ジュリアナだったか、迷ったアナタ。
マハラジャは成田兄弟ですので。
折口会長は、日商岩井(現、双日)でジュリアナに関わったお方です。

訪問介護は、かなりきっついことをしないと利益が出ないらしいです。
ワタミのやり方が、賢いのかもしれません。
いいところで登場してきました。皮肉ではなく。

ニチイ学館も候補だよね。
数年前、都立病院に行ったらニチイの人たちが病院内の案内や会計をやっていたりしてて、びっくりしたよ。

(しかし終わってみれば今日は「ワタミ」前日比-45円。ニチイ学館+93円。グッドウィルが+3,400円なんだ…。)

バブルへゴー!を見に行った同僚が、懐かしかった~。
と言って、事務所内は、バブルの思い出話で盛り上がりました。

その同僚は、北海道のヒトなのですが、東京に転職のため面接を受けに来るというと、
数社がそれぞれ交通費(約五万円)を出してくれたそうです。@50,000*何社だろう?


それで就職したかは、聞いていません。

わたしは、その頃は田舎で絵を土建屋さんや、地上げ屋さんに売っていました(苦笑)。
不動産バブルだったんです。

銀座で個展をやった時、地元のゴルフ場関係者に朝の一便で来て貰い、
でっかいメインの絵を三点お買い上げいただきました。
オープン初日に、大きい絵が売却済みというのは、景気付けに最高です。

************************

バブルじゃないけど、NZが、中央銀行の介入を受けましたね。
ついこの前まで70円台だったのに、93円でしたから。
次は、どこだろう…。
戻してきているようだけど、ボラティリティが大きいのがFXですね。
この辺が底だろう、なんて思わないようにじっくり待ちます。
けど、利益も出したいねー。<強欲


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【わたしの履歴書】ファブリック・ワーク [わたしの履歴書]

寒い地方で生まれて育ったからか、小さい頃から周囲に編物をするヒトが多くて、気づいたらかぎ針編みをしていた。
最初は、ほどいたセーターなどのお古の毛糸を数本合わせてお人形の洋服もどき(まきつけるだけだ)だとかマフラーを編んでいました。

そのうちアクリルのきしきしした安い毛糸を一個とか自分で選んで買ってきて、モチーフ編みをしていました。小学校の5年生くらいだったと思います。というのは、5年生の秋に、親が借家を出て新築したので、転校したくないわたしは、バスで通い始めたのです。バス停の前が、毛糸屋さんでワゴンに安い毛糸が何個かビニル袋に入って売っていました。

6年生の時に、トシの離れた弟が生まれ、弟にちゃんちゃんこみたいな袖の無いモノを編んだっけ。弟は8月生まれなので、冬には、ちょっと大きくなっていたんだろうな。

母が、編み機で頼まれてセーターやカーディガンを編んでいたのが、とても羨ましくて、側に座って作業を見るのが好きだった。
母の手仕事って、娘には、ディズニーランドみたいにステキなことに見えた。

母とクロスステッチの小さい額なんかも作ったなあ。

母方の祖母は技芸学校というのを出ていて、ロウケツ染めとか、和裁とかよく出来たヒトでした。
父方の祖母は、あまり教育を受けなかったので、見て習ったみたいなかぎ針を、古い毛糸をほどきながらしていたような記憶がある。同居していたのは父方の祖父母だったので、時々たくさんの珍しいお土産を持ってくる母方の祖母がステキに思っていたけど、自分もトシをとって、自分のルーツなどを考えると大人しいけど芯の強かった父方のおばあちゃんがとても懐かしい。

最近、見つけた手芸の本は、書店で見たら小さくて、
著者のスタイリストとしての考えて実行してきたことなどが書かれた、予想と違う内容でした。
が、少しずつ寒くなってくると手仕事がとてもしたくなる今日このごろです。

手芸の本 裁縫・編み物・刺繍

手芸の本 裁縫・編み物・刺繍

  • 作者: 大橋 利枝子
  • 出版社/メーカー: 六耀社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本


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涙も枯れ果てて…反省してますってば [わたしの履歴書]

今日の相場も酷いもんだ。
で、また損切りし損ないました。反省だけならサルでもできます。
座禅でも組んで、ぴしっとはたかれた方がいいのかもしれません。

外為どっとコムから問合せの回答がきました。
「友だち紹介キャンペーン」の要件です。
--------------------------------------------
現在行っている『お友達を紹介して現金5000円プレゼント』のキャンペーン
の対象者になるためには、キャンペーン期間内に全ての条件を満たして
いただく必要がございます
。したがいまして、11月30日までに初回の
入金を10万円以上していただいて、かつ1万通貨以上のお取引を1回以上
された方が対象者となります。(お友達紹介専用フォームからお申込いただく
ことも条件となっております)

これから○○様もご友人様をご紹介していただくということですが、
口座開設には少々お時間をいただきますので、口座開設までの日数も
念頭におきながら、ご友人様の取引条件も11月30日まで満たしていただき
ますようお願い申し上げます。
尚、本キャンペーン期間の満了後にお取引条件を満たした場合は、
5,000FXポイントの進呈となります事を予めご了承願います。
--------------------------------------------
というわけで、映画の話でもしてみます。<なんでなのか?<現実逃避ですじゃ
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小学生の高学年くらいから、「ゴールデン洋画劇場」で古い映画を見るようになった。
テレビを見ていると父に怒られるのだが、映画に関してはあんまり規制が厳しくなかったのでこれ幸いとテレビを観ていた。

もっと小さい頃は、季節毎に学校でくれる割引券で東映まんがまつりに行っていたと思う。
戦隊・特撮モノとアニメ。ものすごく記憶に残っているのは「キャプテン・ウルトラ」だったりする(爆)。

テレビの洋画劇場を観ていたので、声優さんの存在もいつも同じ名前だったりすると記憶に残ったものだ。愛川欣也がジャック・レモンをやっていたし、好きなのは気取った感じの広川太一郎だった。戸田恵子の名前も洋画劇場の最後のエンド・ロールで見たのが最初でしょうね。

視聴率を取るためには、ヒット作品に限るんだろうけど、アラン・ドロンやオードリー・ヘップバーン、ジョン・ウェインなんかの作品が多かったと思う。

短大に入るため東京に出てきたら、渋谷に全線座という名画座があって、ここにもよく通った。東急文化会館の名画座とね。田舎から上京して、ロードショーがこんなにあって、映画館がこれでもかというほどあって、という状況にハイになっていたかもしれない。そうだ「ぴあ」が創刊した頃だったから、あちこち探して、大塚や高田馬場の名画座まで行ったこともある。

衝撃的だったのは「タクシー・ドライバー」だった。ショックで頭痛がした。
インパクトの強い映画としては「パピヨン」なんかもあったなあ。
ロックオペラ「トミー」は、即LPを買った。

面白い映画だな~と心底思ったのは「スティング」だ。
それまで、ポール・ニューマンのどこがカッコイイのかわからなかったけど、この作品で一気にファンになりました。

スティング

スティング

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/09/21
  • メディア: DVD

どこがいいのかわからない、なぜ、彼が彼女に惹かれるのかわからない、そんな世間知らずなコドモでしたなー。

例えば「卒業」。なんでミセス・ロビンソンはベンと付き合ったのか。
ベンもなんで、あんな年上の人妻に惹かれていったのか。
田舎の高校生(中学生だったかな?)には、かなり「?」なストーリーだった。

「明日に向かって撃て!」も、なんでちゃんと逃げ切らない?こんなストーリーでいいのか?とコドモな自分は思って歯がゆかった(爆)。

もちろんヌーヴェル・ヴァーグなんてなんのこっちゃ?だったから、老後の楽しみにとっておきます。

さあ、それまでしっかり稼ぐぞ!


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得難い同僚 [わたしの履歴書]

わたしには、前の会社からのいわくつきの同僚がいる。

1999年頃、彼はデジカメが既に二台目とかになっていて、デジカメの特徴や、ナニができるか、PCや周辺機器との相性などかなり詳しくて、いろいろ教えてもらって、わたしもデジカメを2000年4月に一台目を買った。

新しいものに対する瞬発力と、短い期間だがその集中力は、他の追随を許さないので、今は携帯電話の料金プランの比較検討に燃えている(爆)。

おかげで、わたしは自分でシミュレーションしなくても、機種変更してプランを変えてもお得である、と結論を出してもらった。ヘビーユーザーで他社との通話の多い彼は、0円部分があってもデメリットが大きいということだ。

ソフトバンクはうまいな。
0円ですむ部分で、月々節約できるヒトは、限られているみたいだし、結局一人当たりの月額支払いは増えるみたいなんだもの。

一社にヒトリ、こういう同僚がいるととてもいいです。


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【画廊時代】古美術商の鑑札を持っていた [わたしの履歴書]

「古美術商」の鑑札を持っていたけれど、それは、大したことではない。
誰でも、その地方の公安委員会だか警察に届け、お金を払えば鑑札がもらえる。
鑑札があれば、お店と堂々と売り買いができ、業者の会に参加できるのだったと思う。

この業者の会、というのに出たくて鑑札を取ったのだけど、一回で懲りた。
なんというか、スゴイ人相のおやっさんや、したたか、と顔に書いてあるようなお姐さんの集まりなのだ。
サザビーズだとかクリスティーズだとかのオークション会場を連想しちゃあいけませんぜ。
まあ、サザビーズにしてもクリスティーズにしても、西洋人だと言うだけで海千山千であるのは確かでありましょうが、現実にその場にいたことがないのでコメントはできません。

しかし、今度、実家に帰ったらあの時買ったかんざしや櫛は捨てなくちゃ、と思う。
神社あたりに焚き上げてもらった方がいいのかな。

この鑑札を取るためには、開業の宣言みたいなのをしました。
店はなくてもできるし、必須項目だったような気がします。自宅の住所にとりあえず屋号だけ名乗ってみたりしました。

屋号は、「芳林洞」です。某書店をぱくりました(爆)。

実家の辺りは、アカシア(厳密にはニセアカシア)の林があって5月から6月にはいい香がしていたので、よろしいんじゃないかと。

その後、わたしは、さっさと実家を後にして東京で暮らし始めたのですが、廃業の届けを出さなかったので、たまにおまわりさんが自転車で訪ねてきたそうです。
古美術商だとか古物屋さんは、盗品が流れてくるので警察とはお付き合いが深いようです。
ですから、名のある美術品というのは、盗難にあっても転売できずにいずれ出てくる可能性が高いのではないかと思います。門外不出で、自分だけが鑑賞するために盗むなら別ですが。

まあ、かなり時間も経っているのであやふやな思い出話と取ってください。
SNSで古本屋さんの話題が出たので、思い出した次第です。


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