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【わたしの履歴書】ファブリック・ワーク [わたしの履歴書]

寒い地方で生まれて育ったからか、小さい頃から周囲に編物をするヒトが多くて、気づいたらかぎ針編みをしていた。
最初は、ほどいたセーターなどのお古の毛糸を数本合わせてお人形の洋服もどき(まきつけるだけだ)だとかマフラーを編んでいました。

そのうちアクリルのきしきしした安い毛糸を一個とか自分で選んで買ってきて、モチーフ編みをしていました。小学校の5年生くらいだったと思います。というのは、5年生の秋に、親が借家を出て新築したので、転校したくないわたしは、バスで通い始めたのです。バス停の前が、毛糸屋さんでワゴンに安い毛糸が何個かビニル袋に入って売っていました。

6年生の時に、トシの離れた弟が生まれ、弟にちゃんちゃんこみたいな袖の無いモノを編んだっけ。弟は8月生まれなので、冬には、ちょっと大きくなっていたんだろうな。

母が、編み機で頼まれてセーターやカーディガンを編んでいたのが、とても羨ましくて、側に座って作業を見るのが好きだった。
母の手仕事って、娘には、ディズニーランドみたいにステキなことに見えた。

母とクロスステッチの小さい額なんかも作ったなあ。

母方の祖母は技芸学校というのを出ていて、ロウケツ染めとか、和裁とかよく出来たヒトでした。
父方の祖母は、あまり教育を受けなかったので、見て習ったみたいなかぎ針を、古い毛糸をほどきながらしていたような記憶がある。同居していたのは父方の祖父母だったので、時々たくさんの珍しいお土産を持ってくる母方の祖母がステキに思っていたけど、自分もトシをとって、自分のルーツなどを考えると大人しいけど芯の強かった父方のおばあちゃんがとても懐かしい。

最近、見つけた手芸の本は、書店で見たら小さくて、
著者のスタイリストとしての考えて実行してきたことなどが書かれた、予想と違う内容でした。
が、少しずつ寒くなってくると手仕事がとてもしたくなる今日このごろです。

手芸の本 裁縫・編み物・刺繍

手芸の本 裁縫・編み物・刺繍

  • 作者: 大橋 利枝子
  • 出版社/メーカー: 六耀社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本


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共通テーマ:日記・雑感

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コメント 10

こんにちはー。

ロンリコさん、精力的にブログ更新してますねー。。。
趣味の多い人は、話題も豊富でうらやましい。

寒い地方で、強力なストーブを囲んでいる風景(しかも手に編み物)は、
逆にものすごく暖かそうに見えます。

>編み機で頼まれてセーターやカーディガン
いっとき、「ブラザーの編み機」も流行ってましたよね。
当時、ヤングアイドルだった三浦友和あたりがCMで着てて、そりゃーもー、
一点の曇りもないほど、爽やかだったと子ども心に記憶してます。。。
by (2006-12-04 12:35) 

ペルノー

ペニーちゃん、年末調整の作業を鋭意進めているのですが、なにせ未提出な方々を待っている状態です。

そう、わたしまーつーわーな状態です。
そして、ブログネタは、昨日、書店であれこれ手芸の本を立ち読みしてきて、ルーツは何だろうなと思ったのがきっかけです。

って、ドルがちょっと上向いてきてつかの間安堵してます。
って、そっちに話題が…(笑)。
by ペルノー (2006-12-04 12:39) 

しゅな

こんにちはー
昨日、ワンピの襟元につける飾りをかぎ針で編もうと思ったら鎖編みしか
出来ませんでした(笑)なので2段の鎖編みで終了です。。
私も昔お花とか編んでました~。個人的にかぎ針の方が好きです。

手芸って、母の影響が大きいですよね。私もそーかも。
父方のお祖母様のステキさは大人になってからの方がよく分りますね。
私も和裁に憧れてます。和裁ができる女の人ってカッコ良いと思ふ。
by しゅな (2006-12-04 12:43) 

>って、そっちに話題が…(笑)。

ロンリコさん、為替のことばっか考えてちゃ駄目ですよー。
ペニーも投資やり始めの頃、意味もなく携帯でチェックし過ぎて、
1ヶ月のパケット通信量が1万円以上も来てしまい、気絶しそうに
なりましたーーーーー。(思い出しただけで、あぶら汗、ジットリ)
by (2006-12-04 13:52) 

ペルノー

春ちゃん、一時狂ったようにアラン模様のセーターとか編んでましたが、あれって重いんだよねー。肩が凝るー。
苦労して編んであげても「思いが重い」と不評ですた<遠い眼差し

派遣をしていた時に、ニットのパターンを起こすヒトがいて、どんなに太くても5号が限度。綺麗なカーブが出ないと言われ、ハイゲージニットにも挑戦しましたが、完成はしなかった…。いい時間潰しになりますねって今も昔もヒマなのか、わたしは?

>衿
そうそう、鎖とピコットができると可愛いよねー。
ちょっと手をかけるだけでぐーんとオリジナル度があがりますよね。
by ペルノー (2006-12-04 14:25) 

ペルノー

ペニーちゃん、うふふ。
アメリカ経済の見通しがあんまりよろしくないようなので、短いスパンでチェックしていこうと励んでおります。

損が小さくなれば、後は、どーんと構えていくですたい。<ナニモノ?

このネット使い放題無法地域の会社がいけないのかもしれない。
さっきも話のわかる上司と金を買っている社員に、わたしの人生における一発逆転の必要性について布教しておきました。
by ペルノー (2006-12-04 14:28) 

こんにちは~。

ウチの母も編物よくしてました。
腹巻からワンピースまで編んで貰っていましたよ~(笑)
伯母は編物が全く出来ない変わりに洋裁と和裁が出来て。
よく洋服作って貰いました。
春ちゃんが姪御さんにワンピース作っているのを見て
思い出しましたよ。
昔は手作りの物が一杯ありましたね。
おやつも全部手作りだったし。 いい時代でしたね。懐かしい。
by (2006-12-04 17:35) 

ペルノー

anneさん、編物の季節ですよー。
手作りのお弁当バッグとか、今は、市販されているんですよね。
お母さんならではの一工夫とかあって、売れているみたい。

おやつ、おやつー。
おなか空いてきたー。
お母さん、今日のおやつなにー?ふかしイモ?
ホシイモは春ちゃんちで焼いてるのもらってこよーかなー。
by ペルノー (2006-12-04 17:45) 

ロンリコさん こんばんは。
編み物得意でらっしゃるのですね♪

ロンリコさんの記事を読みながら、見よう見まねで鉤針編を始めた小学生の私を思い出していました。
ついでに、母に教えてもらえば良いものを、絶対に自分ひとりで編むんだと、意地になっていたことも。(笑)
あの当時、セーターやカーディガンと言えば母のお手製でした。
サイズが合わなくなれば解いて、蒸気で縮みを戻して編みなおしてと、そんな手間ひまかかったことを、あの頃のお母さん達は労を厭わず、さらっとこなしていましたね。

で、わたしの編み物力は当時既に力尽きまして、編み物は最も苦手な分野です。
過去に、途中で放り出したセーターがいったい何枚あるのか。。。(笑)
なので、編み物のできる方を、差別なく(女性に限らず!笑)リスペクトさせていただいております!
by (2006-12-04 17:46) 

ペルノー

FAHさん、一本の糸が、針を使うことによって、いろんなカタチになっていく、って面白いですよ。でも、なかなかカタチにならないと焦れてしまって、何日か経つと手が変わってしまって、目がちぐはぐになったり…。

手作りってそんなところが共通していませんか?
小麦粉と砂糖と卵、そしてバタだけで、いろんなお菓子ができるように(笑)。

今、結構小さいモノの製図とかあって、気軽に編み物も楽しめますよ。
大作は肩も凝るし、選択肢のひとつに入れておくと楽しみがひとつ増えますー。
by ペルノー (2006-12-04 23:01) 

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