繰上償還ってナニよ～？

父の遺してくれた資金は、とてもありがたいのだが、
父が亡くなったのが、リーマンショックの直前。

相続にあたって、弟が日本在住でないのでやりとりに時間がかかり、
印鑑証明なんてとりつけることできないじゃない！
と、思ったら、漢字圏だったからか、それに類する書類がとりつけられるが、
本人が出向かないといけないわけで、しかもそれは平日なわけで、
弟の勤務時間は、いえないくらい多忙を極めていて日曜日も休めない状態…。

気づけば、どんどん目減りしていく時価総額。
半分以下になりました。

ここから日本経済の底力を信じて、少しでも戻ったら、換金して分配しましょう。
と、あえない期待。夢だったよ。

そのタイミングで、口座を閉じるつもりで全部解約すればよかった。
まさか、こんなに下り坂が続くとは。

そんな中、ディフェンシブな銘柄に切り替えたりしつつ、少しは配当を増やしたりしてきた。
今残っている父の遺した商品は、かなり減ってきてる。

ここにきて、某外貨建て債券が繰上償還だって…。
こういう面倒くさい、ナニをどう扱っているのか把握できない商品をわたしだったら選ばない。
父は、わかって買っていたんだろうなあ。

他にも、為替損益がきつくてそのままMMFにしていた同通貨があるので、
合わせて、運用をしようと思っている。

月曜日、転任してきたN證券の担当者に会いに行きます。
口座管理手数料として、配当アップさせたい口座管理者です、わたしは。
税金だって発生したら、わたしが払うわけだし、ちょっとはね。

お堀端の小さなレストランで食事をしていたら、
窓の向こうに父の勤めていた会社が見えた。



秋だな～。
来月は、父の祥月命日だ。
まったく、あんなショックだとか、こんな破綻知らずに向こう岸に渡った父は、存命だったら、ショック受けていただろうなあ。