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TVの受け売り [気になること]

あちこち下がり続ける市場ではありますが、月曜日はこんなもん?
とか能天気に思ってしまいます。

末期ガンになったIT社長からの手紙

末期ガンになったIT社長からの手紙

  • 作者: 藤田 憲一
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/06/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


昨夜のCXで、紹介されていた本です。
IT社長って、個性が強いというか、若くして本を出したりするヒトが多いけれど、このヒトは、末期ガンを宣告されて、すべてをさらけ出して、自分が生きてきた証を叫んでいるような気がしました。

わたしは、身内のガンや自分自身がガンかもしれない、ということで、いろいろ病院のサイトを調べたり、体験談を読んだりしました。情報があればあるほど疑問も増え、それは矛盾しているかのような不安が襲ってきたりもしました。

番組で太田光が、わたしたちは宣告されていないだけで、「死」は誰にも訪れるのに、というような彼なりの困惑したコメントを述べていました。「死」がいつ訪れるか解らない恐怖と不安、そんな中で生きている藤田社長。どうやって自分は死ぬのか、と医師に聞いていました。確かに知りたいですよね。医師は「肺転移か肝転移して、旅立たれる方が多い」と言っていました。それは彼が想像していたのとはちょっと違ったようでした。胃を全摘して、大腸に相当の割合で転移、再発した現在の彼の内臓のX線は、かなり衝撃的でした。事実をそのまま情報として告知する。強いけれど、彼は彼の生き様をTVを通じて見せることができ、たくさんの記憶に残ることでしょう。

それはいいことなのか、いわゆるIT社長だからできたことなのか、いろんな見方があると思います。が、病院通い、検査が続く自分としては、応援というより、きっちり見守りたいと思いました。

さてさて、本日のPFは、カゴメが健闘中というところです。
6月優待銘柄もそろそろどうにかなるかしらん?


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コメント 4

しゅな

こんにちは。
この本、本屋さんで見かけて表紙とオビだけ眺めてました。
最近、テンションがカナリ低下しているので今こういう本は読めない。。
死 は常に隣にあるのだという考えも分らなくはないですが、実際に
期限が見えているのと見えていないのでは大きく違うよーな。
と、なにげにニガテな太田光に反論してみました(笑)
by しゅな (2006-06-26 16:35) 

haruharugoo

チワーッス!

ガン…確か男はガンでの死亡率が・・・(怖)

死なんて意識して生きて無いので、このように考えさせられると
戸惑いますね。死期を宣告されて、この社長さんの様に生きら
れるか不安です。この人も病気と戦う事を本に書く事で、死んだ
後の世界に何か残そうとしてるのかもしれませんね。

何か残して去る人、何も残さず去る人,,,
多くの人はどちらになりたがるのだろうか・・・。
by haruharugoo (2006-06-26 23:35) 

ペルノー

春ちゃん、このヒト、すごい必死(この熟語もすごいよね実際)な感じです。できれば、穏やかに過ごして欲しいなあと思ってしまうのですが。

太田光は、ヒトの思いもつかないことを言いますよね。
過激というか、イノセントというか。
by ペルノー (2006-06-27 08:45) 

ペルノー

ハルくん、死なないヒトはいないのだけど、じゃあ今日死ぬってわかっていたらどうだろ?何かできるかなあ?何もできない?

このヒトは、痛みもかなり強く出ているし、起きているのがやっとなはずなのに、自分の生きていた証を残したいんだよね。

わたしも、自分の家庭や子供がないから、何も残さず、みんなの記憶から消えていくんだろうなあと思うから、なんとなく彼の気持ちが解ります。せめて、コドモが持てればよかったんだけどねえ(苦笑)。それはエゴかな…。
by ペルノー (2006-06-27 08:48) 

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